源頼朝ゆかりの寺が鎌倉にある補陀洛寺 。ここは頼朝の祈願所として創建され寺宝に源頼朝像の他、平家の赤旗などが収蔵されている。
目次
源頼朝ゆかりの祈願所,補陀洛寺 ( 鎌倉 )
南向山 補陀洛寺とは
源頼朝が鎌倉に入った翌年の養和元年(1181)に頼朝の祈願所として創建された。
開山の文覚上人はもとは武士だったが、誤って渡辺渡の妻袈裟御前を殺してしまったことで出家。
文覚上人は京都の神護寺の再興に尽力したが、後白河法皇に荘園の寄進を迫ったことで咎められ、伊豆に流されたが、そこで頼朝と出会い親交が始まったと伝わる。
寺宝に源頼朝像の他、平家の赤旗などが収蔵されている。
補陀洛寺 はこんな人におすすめ
・源頼朝ゆかりの寺に参拝したい
・鎌倉の穴場パワースポット的なところに行きたい
アクセス
補陀洛寺 の住所
住所: 鎌倉市材木座6-7-31
最寄駅
鎌倉駅より京急バス[鎌40・7番] 小坪経由逗子駅行き、 材木座下車徒歩2分
駐車場
駐車場なし
拝観時間
9:00~日没
拝観料
拝観料無料 ( 内拝は志納 )
補陀洛寺の見どころ
みどころ1「本堂」
補陀洛寺の境内はこじんまりとしているが、寺宝には歴史的なものが多い。
みどころ 2 「源頼朝像」
補陀落寺の頼朝像は頼朝自作と伝わる。
頼朝の肖像画とされていたものが足利直義の肖像画であるとの説が浮上してきた事から全国に残る頼朝像で再検証が行われているそうだ。
なお、足利直義の墓も鎌倉市内にある。
「藤原鎌足ゆかりの地,浄妙寺.鎌倉の地名の由来となった場所」
みどころ 3 「平家の赤旗」
文治元年の平家滅亡で総大将の平宗盛が最期まで持っていたもの。
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