埼玉資産家夫婦死体遺棄事件の場所を見るため埼玉県の久喜市の住宅街まで行ってきたがフェンスで周囲を囲まれた異様な雰囲気だった。
埼玉資産家夫婦死体遺棄事件の場所,フェンスだらけで異様
埼玉資産家夫婦殺人事件とは
- 2013年に埼玉県久喜市で起きた死体遺棄事件
- スイス在住の51歳投資ファンドマネージャーの資産家男性と48歳の妻の死体が発見される
- 元会社役員の渡辺剛に嘘の話で誘い出され殺害されたと見られている。
- 渡辺剛は2018年12月21日に死刑が確定。現在、東京拘置所に収監されている。
埼玉資産家夫婦死体遺棄事件の場所
住所:埼玉県久喜市佐間の住宅街にあるフェンスで囲まれた一画
現場周辺のルポ
茨城県境町でおきた一家殺傷事件の現場から程近い場所にある埼玉県久喜市の佐間。ご覧の通り、典型的な田園地帯にある住宅街だ。
例のごとく周囲には何もなく田んぼが広がる のどかな住宅街。地方の殺人現場なんてこんなものである。
農道をはいり住宅街に入ると、さっそくフェンスで囲まれた一画を発見。ここが死体遺棄の現場だ。
ここは元農地で、犯行の前月にこの土地を購入しては、男数人で重機を使い、深さ約2メートルの穴に二人を埋めたという。
重機もフェンスもそのまま放置されている。事件から10年近く経つ現在でも事件現場がまるごと保存されているというのは不思議な話だ。これが都内だったら、すぐに新しい家が建っちゃうんだろうな。
なお、犯行の動機は「怨恨」であったとされ、2008年に夫妻から持ちかけられた投資で数億円の損失を出しており、翌2009年には渡辺剛が経営する水産加工物の販売会社は休眠状態になっていた。
ドバイでの投資案件で巨額の損失を出した事が経営悪化のキッカケだったそうだが、その案件を紹介したのが被害者だったという。それにより恨みの矛先を被害者夫婦に向け凶行に及んだ訳だが……
実はこの事件にはいくつか不可解な点も残されている。
- 穴を掘った土地に出入りしていた他の男たちの存在(逮捕されたのは渡辺と部下の二人だけ)
- 投資失敗で関係が良好とは言えなかった夫婦が容疑者の誘いに素直にのったこと
他にも被害者のクレジットカードで新幹線の回数券を300万円分購入したり、犯行に使った車を遺棄現場のフェンス内に放置するなど、妙な杜撰さも指摘されている。
一節にはこの事件には、とある仕手グループが関与しているという噂も……
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