モンティ・リセル,少年時代から問題行動ばかりの殺人鬼

モンティ・リセルは14歳で窃盗、強盗、レイプを繰り返した人物で最終的には連続殺人まで起こしたのだった。

モンティ・リセル,少年時代から問題行動ばかりの殺人鬼

アメリカ・ヴァージニア出身のモンティ・ラルフ・リセルは、生まれた時に血液型が母子不適合と診断され、全身の血液を総入れ換えされた為、虚弱で小柄だった。

そして7歳の時に両親が離婚した事で母親に2人の兄と共に引き取られるのだが、兄たちは不良で、7歳のリセルに酒を飲ませ、マリファナを吸わせていた。
また、母親の再婚相手は子供にも暴力を振るい、虐待を加えるなど荒んだ環境で育ったのだった。

リセルは9歳になると、近所のあちこちに猥褻な落書きをしたり、他人をエアガンで撃つなど、問題行動を繰り返す少年に成長。

やがて、母親が暴力に耐えかね離婚。故郷のヴァージニアに戻ったのだが、時すでに遅し。
リセルは14歳から窃盗、強盗、レイプなどで何回も逮捕され、矯正施設送りになる。
検挙されたレイプ事件は2件だけだったが、実際には14歳にして10件以上のレイプ事件を起こしていたのだった。

しかも、この施設時代にも車に乗った女性を駐車場で待ち伏せ、強引に車に乗り込んでは、家まで行き、そこでも強姦するなど、完全に人格破綻者であった。

だが、彼は口も上手かった為に精神科医を騙して、カウンセリングの治療効果ありと診断を受け、ハイスクールに進むことが出来たのだった。
ハイスクールでは年上の彼女もできたのだが、彼女は大学に進学すると、別の彼氏を作って、リセルを振ったのだった。

そして、彼女のいる大学に行き、元彼女と新しい彼氏を覗き見た事で殺意が爆発したのだった。
深夜、大学の駐車場に車を留め、ビールをがぶ飲みし、マリファナを一発キメると、通りがかりの売春婦を銃で脅して、車で拉致。人気のない場所でレイプして殺害したのだった。

以降、7人の何の関係もない女性をレイプし続けた。

またリセルは車にロープや手錠を常備しており、当局の目を逸らすためレイプの獲物を自宅から離れた場所で選んだのだった。

ところが、気が緩んだのか8人目からは、自宅アパートの近所でレイプ事件を起こし、しかも、被害者を殺すというエスカレートぶりを見せるようになった。そして犯行もアパートの内部にまで侵入して行うなど雑になっており、そのために物証が残ったことでリセルに容疑がかかったのである。

その後、逮捕されたリセルは終身刑5回分を言い渡される事になる。

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