アルバート・デサルヴォ・元祖フェミサイド・シリアルキラー!!

元祖フェミサイドのシリアルキラーがアルバート・デサルヴォだ。デサルヴォは1931年アメリカ・マサチューセッツ生まれの禁酒禁煙主義者でその被害者の人数は300人以上にものぼる。また、犯行時にグリーンのパンツを着用していたため「グリーンマン」の異名を持つ。

アルバート・デサルヴォ・元祖フェミサイド・シリアルキラー!!

1931年アメリカ・マサチューセッツで貧困家庭に生まれたデサルヴォは、生きるために父親から窃盗の技術を叩き込まれた。
この父親は母親を虐待し、デサルヴォの目の前で売春婦と変態行為を行うなど、かなりの人格破綻者であった。
そんな父親のDNAを受け継いだのか、成長するにつれものすごい性欲と変態趣味を発揮していく。

20歳の時に始めて、暴行した女を殺害し、何食わぬ顔で結婚するが、この妻の肉体を1日中オモチャにした。
やがて妻が行為を拒否したため、デサルヴォは余所の女で、自分の性欲を満足させようとしたのだ。

1962年から、デサルヴォはモデル・クラブから派遣されたと偽証して、ボストンで目をつけたスタイルの良い女の子の家に入り込み、スリー・サイズを計るといいながら、身体を触りまくり彼女を押し倒すと、服をはぎ取り、暴行を加えたのち絞殺。
同時期には痴漢行為で逮捕されているが、連続殺人はバレず、釈放されている。

だが、この時にすでにデサルヴォの犠牲者になった女性は、300人にも達していたという。

また、被害者の女性は18歳から、80歳までに渡っており、女なら何でもよかったのである。
デサルヴォはかならず首を絞めて殺していたため、ボストンの人々は「ボストンの絞殺魔」の暗躍に恐怖した。

デサルヴォは釈放されてからも、同じような犯行を繰り返し、女の子の部屋に侵入しては、暴行を繰り返していたが、この容疑により、再逮捕される。

この取り調べで精神病者と診断されたことにより、精神病院に移されるが、医師との面談で、自分がボストン絞殺魔であると自供した。

本人は1000人以上を殺害したといっているが、当人の自供だけで、物証は何ひとつ出なかった為、全貌は明らかになっていない。
後に精神異常と診断され終身刑になったが、1973年に刑務所内で同じ受刑者に刺殺される。

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