相模原殺傷事件、植松聖がおこした障害者施設での殺傷事件が起きた「やまゆり園」が現在どうなっているのかを見てきたのだ。
相模原殺傷事件が起きた場所「やまゆり園」の現在
相模原殺傷事件とは
- 2016年7月26日神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」でおきた大量殺人事件。
- 犯人は元職員の植松聖で同施設に刃物を所持して侵入し入所者19人を刺殺。入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた。
- 植松は日頃から「障害者はいらない」「重度の障害者は安楽死させるべきだ」という趣旨の発言をしており職場でも障害者に対する差別発言を繰り返していた事から措置入院を受けていた(なお本件は退院から約半年後に起きた事件である)
- 植松は現在収監され、死刑宣告を受けている。
場所
住所:神奈川県相模原市緑区千木良476番地 かながわ共同会 津久井やまゆり園
ルポ
いま思い返してみても、相模原殺傷事件が社会に与えたインパクトは大きかったと思う。
障がい者を 「家族や周囲を不幸にする」「社会の役に立たない」などと決め付けて殺害した植松聖だが、メディアでの批判とは裏腹に一部のネットでは彼を英雄視する声もある。
「生産性」で人間の優劣を決める価値観が世の中で強まっている。障がい者や高齢者のみならず貧困者すらも「無能力者」として自己責任の名の下で切り捨てる風潮は相変わらず変わっていない。
思い返せば、この事件をキッカケに日本の底が抜け始めた気もする。
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