熊谷連続殺人事件が起きた場所をまわりナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタンが起こした殺人事件の現場を時系列順に紹介する。
熊谷連続殺人事件が起きた場所をまわる
熊谷連続殺人とは
- 2015年熊谷警察署から脱走したペルー人「ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン」が起こした連続殺人事件
- 小学生女児2人を含む住民の男女6名を相次いで殺害された
- 兄の「ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ」はペルーで25人を殺害したペルー史上最大の殺人犯
場所
熊谷連続殺人事件の起きた場所を順に紹介。
熊谷警察署
9月13日午後、ペルー国籍で無職のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン(30)が民家の敷地に侵入した事により熊谷警察署へ連行。取り調べの最中にナカダが喫煙休憩を求めたため、署員1人をつけて玄関外の喫煙所へ行かせたところ、署員の隙をついて逃走。
20人態勢でナカダの行方を捜索し午後5時34分ごろ、別の住宅で外国人が敷地に侵入したと通報があったものの、身柄を確保できなかったという無能ぶり。
熊谷警察署の不手際一覧
最初に熊谷警察署をしたのは、そもそもが警察の対応自体に問題が多すぎる事による。
- 任意同行ではあったが逃走を許した
- 住居侵入のみの時点で身柄を確保しなかった
- 逃走時点で住民への周知や検問などの対策をしなかった
- 事件後、捜査の不備を指摘されても無言か「不備はなかった」の一点張りだった
なお、埼玉県警はこれ以外にも2015年に現役巡査部長が殺人容疑で逮捕、1999年の桶川ストーカー殺人での捜査怠慢で国家賠償請求を起こされるなど、不祥事に関しては枚挙に暇がなく、全国屈指の無能警察といっても過言ではない。
埼玉県熊谷市美晴町451
最初の殺人が起きたのが「埼玉県熊谷市美晴町451」だ。
9月14日午後6時5分ごろ、田崎美佐枝さん(53)と連絡がつかない事を不審に思って訪ねて来た友人女性(55)が、2階で血を流して倒れている田崎さん夫妻を発見。
夫妻は救急車で病院へ搬送されたが、間もなく死亡が確認される。
2人は上半身を複数回刺されており、部屋の壁にはアルファベットのような文字が血で書き残されていたという。
埼玉県熊谷市石原847
翌9月16日、埼玉県熊谷市石原847にて白石和代さん(84)の遺体が発見される。
姿が見えないことを不審に思った知人が警察に通報すると、浴室で血だらけになっている白石さんの遺体が見つかった。
埼玉県熊谷市石原1117
そして、加藤美和子さん(41)、長女・美咲ちゃん(10)、次女・春花ちゃん(7)が殺害された場所が「埼玉県熊谷市石原1117」だ。
ナカダは白石さんを殺害後、近くの加藤さん宅に侵入し3人を殺害、警察官が2階の窓から包丁を持ったナカダが顔を出しているのを発見。
すると、ナカダは自分の両腕を切りつけたが、これはペルーの不良が行う示威行為の一種であるという。その後、2階の窓から飛び降りたナカダは頭蓋骨骨折で意識不明になったところを逮捕。
逮捕後、検察側は被告人に死刑を求刑するも、裁判所は「統合失調症がもたらした強い妄想の影響で責任能力が十分ではなかった」として2020年(令和2年)9月9日に無期懲役が確定する。
なおナカダは被害者遺族の代理人弁護士から被害者への謝罪の意思を問われると「なぜだ。日本が私に謝るべきだ」と発言した。