城南宮は、都の守護と国の安泰を願って、平安遷都の際に京都の南に創建されてから1200年。現在でも「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれている。
城南宮,平安京を守護する大社
延暦3年(794)の平安遷都の際に国の守護を願い、国常立尊を八千矛神と息長帯日売尊に合わせ祀り、 城南大神と崇めたことが城南宮の創建だと伝えられている。
城南宮とは
平安時代の後期には、白河上皇や鳥羽上皇によって、城南宮を取り囲むように鳥羽離宮(城南離宮)が造営され、院政の拠点となった。
承久3年(1221)、後鳥羽上皇は城南流鏑馬の武者揃いと称して武士を集め、鎌倉幕府討伐を画したが敗れた。これが今でも広く知られる「承久の変」である。
幕末期の慶応4年(1868)に起こった「鳥羽伏見の戦い」は、城南宮の参道に置かれた薩摩藩の大砲の意きで始まり、旧幕府軍を打ち破った薩摩勢は城南宮の加護にお礼参りで感謝したと伝わっている。
現在は引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれ、家庭円満、厄除や安全祈願、また車のお祓いに全国から参拝者が来訪している。
城南宮はこんな人におすすめ
・方除けのご利益がほしい
・京都で厄除けしてほしい人
住所
住所:〒612-8459 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
最寄駅
近畿日本鉄道竹田駅
駐車場
広めの駐車場あり