観音寺の百叩きの門に残る心霊話

上京区に建つ観音寺には、百叩きの門と呼ばれる古びた門がある。ここには奇怪な心霊話が残っている。

観音寺の百叩きの門に残る心霊話

観音寺の百叩きの門とは

観音寺は慶長12年(1607年)に一条室町に創建された。その後の天明の大火により記録が失われ、現在地である京都市上京区にいつ頃移転されたかなどは不明である。

この寺の山門は伏見城の遺構と伝えられており、その由来と伝承は少々奇怪なものである。

伏見城で牢獄の門として使用されていたが、徳川家康の時代に伏見城が解体され、牢獄の門が観音寺の門に使われたという。

伏見城では、治安の悪化による罪人の増加で拘置する余裕がなかったため、罪の軽い者は門の前で百叩きの罰が行われた。

やがて観音寺に移されると、夜ごとに苦しそうな声が聞こえるように。浮かばれない罪人の霊だと気が付いた住職は、断食行と念仏を唱え続け、ようやくおさまったという。

観音寺はこんな人におすすめ

・伏見城の遺構をみたい

・昼間でも行ける心霊スポットに行きたい

アクセス

住所:〒602-8358 京都府京都市上京区 七本松出水下三番280

最寄駅

京都市営地下鉄 二条駅

駐車場

近隣の有料駐車場を利用したほうが吉

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