リチャード・スペック アル中のシリアルキラー!!

リチャード・スペックはアメリカ・イリノイ州出身のシリアルキラーで酒と異性にしか興味を持たない暴力的な人物だった。

リチャード・スペック アル中のシリアルキラー!!

1941年、アメリカ・イリノイ州出身のリチャード・スペックは幼い頃から神経過敏症で暴力的だったという。しかもスペックは10歳ごろから飲酒を行っていたという問題児で、年を経るごとに暴力衝動が強くなり、とつぜん自分の頭をハンマーで殴りだすなど、異常な行動を取っていたという。
こうして若くして人格破綻者と化したスペックは瞬く間にドロップアウトしていき、大人になる頃には酒と異性にしか興味を持たず、刑務所と娑婆を往復する日々を過ごしていた。

しかし、表面上は優しく感じのいい印象を与えたため、女性には非常にモテた。20歳になると、16歳の女の子と結婚し子供をもうけるが、ほどなくして離婚。
この時、別れた妻に異常なまでの憎悪を抱き、いつか殺してやると心に決めていたというが幸いにも、この妻は被害にはあわなかった。

スペックの最初の殺人は1966年に行われた。被害者はバーの店員の女性だったが、殺害された理由というのも彼のナンパを断ったという身勝手なもの。

しかも、彼女を殺害した直後に別の女性に暴行を加え殺害したというから恐ろしい。
警察の捜査によりスペックに容疑がかかるが、彼はギリギリのところで逃走し難を逃れる。

その後、スペックはインディアナに現れ、水着の女の子3人を拉致し暴行殺人。つづけてミシガン州で女性を次々と殺害していった。

同年、こんどはシカゴにやってきたスペックは、看護婦寮を次のターゲットに選ぶ。
彼は覗き目的で、近辺をうろついていたのだが、こいつに我慢など出来るはずもなく、ついに性欲が爆発。

深夜、寮に侵入しては9人の若い看護婦を脅して縛り上げ、一人ずつ別室に連れていき、服をはぎ取って暴行を加え、存分に欲望を満たした後は、ナイフで刺したり、首を絞めて殺し、死体を損壊して楽しんだという。

こうして看護婦寮での8人を暴行のうえ殺した後、売春婦を2人買って楽しんだという。

だが、スペックが寮に侵入した際、一人の看護婦が機転を効かせてベッドの下に隠れており、彼女は通行人に助けを求めて、難を逃れた。
そして、彼女が見た犯人の腕にあった、「Born to Raise Hell」のタトゥーから、スペックはふたたびマークされることになる。

その後、看護婦寮から奪った金も使い果たし途方にくれていたスペックは突然自分の手首を切って、病院に運び込まれたが、そこで警察に通報され、逮捕となる。

その後、懲役1200年となるが1991年に心臓発作で死亡する。

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