ロンダ・ ベル・マーティン子供を狙った女性シリアルキラー

ロンダ・ ベル・マーティンは女性のシリアルキラーで砒素入りミルクを使い子供達を次々と殺害した人物だった

ロンダ・ ベル・マーティン子供を狙った女性シリアルキラー

ロンダ・ ベル・マーティンは1907年、アメリカ出身で旧姓はギボンズ。
15歳で初めての結婚をするが、この結婚は4年で破綻。

その後、1928年にジョージ・ウェトロー・ギャレットと再婚し、夫婦には5人の子供が生まれるのだが、次々と死亡。死亡証明によると、下痢と嘔吐が共通しており続けて、実母のメアリー・フランシス・ギボンズも同様の症状で死亡し、夫のジョージも肺炎で死んだ。

これらの死には疑惑は抱かれなかったが、実はロンダは自分の家族に砒素を盛っていたのだった。
殺害の理由は、家族にかけられた生命保険で、お金のために実の娘たちに次々と砒素入りミルクを飲ませ、夫には砒素入りのウイスキーを飲ませて殺害したのだった。

すぐに死ぬ子もいたが、中には身体が不自由になり、1年間苦しんだ11歳の娘もいたという。

しかも、ロンダはその娘に少しずつ砒素入りミルクを飲ませて症状を観察。
これらの殺人を彼女は愛用の「聖書』の余白に克明に記録していたのだった。

やがて、1948年にクロード・マーティンと3度目の結婚。当然の様に、この夫にもロンダは砒素を盛り続け、やがてクロードは激しい腹痛と下痢、嘔吐の症状を起こして死亡したのだった。

当然、この夫にも多額の生命保険がかけられていたのだった。
驚くべきことに、夫の死後、ロンダはクロードの連れ子で20歳年下のロナルド・マーティンと結婚する。

そして、結婚から4年後にロナルドもまた、父親同様の症状が現れたのだった。
これらの症状は当初、胃潰瘍と診断されたが、さすがに医者たちの疑惑を招くことになり、再検査によって、彼の身体からは批素が発見され、ついにロンダに捜査の手が及ぶことになった。

警察が彼女の経歴を遡ると、あまりの死人の多さに呆然となったという。やがて、クロード・マーティンの死体が発掘調査されると、そこからも砒素が検出された事で、ロンダは逮捕されることになる。

彼女はすべてを否認していたが、彼女の犯罪記録の書かれた「聖書」は押収されたことで、ロンダは自分の罪を認めたのだった。

1956年、ロンダ・マーティンは死刑判決を受け、翌年、電気椅子にかけられた。

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