ベイノンファミリーはアメリカの犯罪史に残る一家だ。家長であるジョン・ベイノンの生家はミルウォーキーでは知らぬ者のいない名家であったが、その実態は吐き気を催す鬼畜の変態家族であった
ベイノンファミリー!鬼畜変態家族!!
家長であるジョン・ベイノンの生家はミルウォーキーでは知らぬ者のいない名家であり、莫大な資産を背景にして手広く事業を行っていた。
ジョンベイノンは1996年ごろから政治家のクリストファー・ブキャナンの妻であるロウェナと不倫関係になっていたが、クリストファーが飛行機事故で死亡したことでベイノンと
ロウェナは2年後に結婚した。
これが鬼畜変態家族の始まりである。
2人にはそれぞれ連れ子がおり、ベイノンには息子のマイケル、ロウェナには娘のリンダがおり、4人はベイノン家の豪邸で共に生活をはじめる。
しかし、ロウェナは前夫の跡を継ぎ地元で政治家として活動をはじめ、夫のベイノンも事業で忙しい身であったことから夫婦生活は無くなっていった。
そしてベイノンはリンダを、ロウェナはマイケルを秘書として雇い、共に行動をするようになったが、これらの2組は、それぞれが肉体関係にあったのである。
ベイノン家の4人家族は、再婚した両親
と、その連れ子同士が互い関係を持つという変態家族なのである。
しかも、1980年になると、マイケルとリンダが結婚。
このふたりもまた、肉体関係にあったのだ。
しかも、二人の結婚後もマイケルはロウェナと関係を続けており、リンダもベイノンと寝ていた。
やがて、ベイノンはリンダの若い魅力にのめりこみ、自分の息子がリンダと寝ていることに嫉妬をするようになっていった。
マイケルとリンダの結婚から10ヵ月後、ついにベイノンは嫉妬心から、息子殺しを実行に移す。
彼はリンダと事を終えた後、妻のロウェルと息子のマイケルが寝ているベッドルームに押し入って、ふたりの頭部をショットガンで吹き飛ばした。
当然ながら、事件はすぐに発覚。
ベイノンは何の弁明もせず、その場で逮捕され大資産家の爛れた性生活ぶりはマスコミの格好のターゲットとなり、1982年にベイノンは懲役40年の刑を言い渡された。