新田義貞が鎌倉攻めを行った際に本陣を構えたのが,鎌倉にある九品寺。鎌倉で義貞が建てた唯一の寺となっている。
目次
新田義貞の本陣跡に建てられた九品寺 ( 鎌倉 )
内裏山 九品寺とは
鎌倉幕府を滅ぼした新田義貞が建立したと伝えられる寺。
義貞は元弘三年(1333)の鎌倉攻めの際に材木座に本陣を構えたがその本陣跡地がこの場所である。
鎌倉幕府が倒れた三年後である建武三年、北条方の大戦死者を弔うため建てられた。
義貞が鎌倉に滞在していた期間は長くないため、鎌倉市内で唯一の義貞が建立した寺となっている。
九品寺はこんな人におすすめ
・鎌倉攻めに関係した場所を訪れたい
・新田義貞ゆかりの寺に参拝したい
九品寺 への アクセス
住所
住所:鎌倉市材木座5-13-14
最寄駅
JR鎌倉駅より京急バス [鎌12・7番]九品寺循環バス、 九品寺下車徒歩2分・逗子行き、 九品寺前下車すぐ
駐車場
駐車場なし
拝観時間
9:00~16:00
拝観料
志納
九品寺 の見どころ
みどころ1「山門と本堂の額」
九品寺の山門と本堂に掲げられている額は新田義貞の筆を写したもの。本堂内には義貞直筆の額も収蔵されている。
みどころ 2 「阿弥陀如来像」
本尊の阿弥陀三尊像は宋元風彫刻を伝える貴重な仏像。
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