沖縄県と言えば青いビーチや国立やんばる国定公園など自然を中心とした観光地であるが、今回はそんな沖縄県でも那覇市辻にある神社、波上宮周辺が「普通なら隣接しない施設達」に囲まれたアングラ的パワースポットだったので紹介しようと思う。
最寄りである沖縄都市モノレールの県庁前駅か旭橋駅からタクシーか歩きになるがギリギリ歩いて行けるところだ。行く時には「波上宮」と調べれば分かりやすくいける。
沖縄の波上宮周辺が本土とは雰囲気が異なるアングラ的パワースポットで最高だった!
ここが波上宮であり、公式ホームページによると本土の神社と同じで
伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
速玉男尊 (はやたまをのみこと)
事解男尊 (ことさかをのみこと)
を祀っており地元住民の散歩コースにもなっている。
そして隣には日清戦争以降、終戦までに亡くなった沖縄県出身者の軍人、軍属、他には沖縄戦にて命を落とした一般住民や本土出身者も祀る沖縄県護国神社がある。
日本の神仏習合の名残であるのか案内には護国寺となっている。
波上宮周辺にある「普通なら隣接しない施設達」
波上宮の道路を挟んだ向かい側には,なんと新宗教である天理教那覇分教会がある!まさか沖縄で天理教の施設に出くわすとは思わなかったが、この一帯は複数の寺社仏閣が並ぶちょっとした宗教地区である。
波上宮のすぐ先にラブホ街が!
分教会の隣には年季を感じる食堂がある。奥には無料案内所とラブホテル街が広がっている。
孔子廟
波上宮の周辺には孔子廟まである。孔子廟とはその名の通り、儒教の創始者「孔子」を祀る霊廟のこと。
沖縄県は琉球王国時代は中国との交流が盛んで那覇市には他にも中国文化の関連施設が多い。
写真ではあまり伝わらないと思うが実際に歩けば宗教施設が密集している地区特有の雰囲気と孔子廟やラブホテルなど“普通なら隣接しない施設たち”が隣接しているのを体感して欲しい。
波上宮に来たら訪れたい「波の上ビーチ」
そして波上宮の裏側にある「波の上ビーチ」だ。右上の崖の上に波上宮の本殿が鎮座している。
ここは那覇市内にあり、かつ橋脚が目の前にあるにも関わらず綺麗な公営ビーチとなっているが観光客は大抵ホテルのプライベートビーチに行くので地元民が多く集まる。
波上宮周辺は宗教施設が密集しておりその隣にはラブホテル街が立ち並ぶ。そしてすぐそばには地元民の憩いの場になっているビーチがある。
国際通りでショッピングや沖縄本島最北端の辺戸岬を目指したり、ホテルのプライベートビーチで過ごすのもいいが、いかにもオキナワでの過ごし方に飽きたら波上宮や孔子廟を見てからラブホテル街を抜けて地元民に囲まれながら波の上ビーチで泳ぐのもいいのではないだろうか?