あの世とこの世の境目とされる六道の辻があるのが京都にある六道珍皇寺。
ここは小野篁の冥土通いの井戸や黄泉帰りの井戸も発見されており異界にまつわる伝承が多い
あの世とこの世の境目,六道の辻
六道の辻とは
六道の辻は,京都の六道珍皇寺の山門前にある。
この六道の辻とは。死者が輪廻転生する際の分岐点のことで、現世と冥界の境界を意味する。
かつてこの一帯は、風葬地・鳥辺野への入り口だった為、いつしか異界への入り口と考えられるようになっていった。
住所
住所:〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る 四丁目小松町595
最寄駅
京阪本線 清水五条駅
六道の辻の見どころ
六道珍皇寺が現世と冥界の境界線とするいわれの一つが、小野篁ゆかりの「冥土通いの井戸」だ。
小野篁とは平安初期の官人にして歌人で、文武両道で従三位・参議まで出世したが、奔放な性格や数々の奇行も多かったとされる人物。
その小野篁がこの井戸を通って夜な夜閻魔大王のもとに出入りしていた、という伝説が残っている。
他にも平清盛が没した際に荼毘に付した場所である「愛宕」がこの付近と言われており、木曽義仲の首塚がある金園町や、悪縁切りで有名な安井金毘羅宮もすぐ近くに位置する。