妖怪にまつわる神社,鵺大明神

鵺大明神は、源頼政の鵺退治伝説に基づいて建てられた京都の社。二条城の北西にある公園内にある小さな社だ。妖怪にまつわる神社なだけありご利益は妖霊鎮魂という変わったもの。

妖怪にまつわる神社,鵺大明神

神社の由緒書きでは、江戸時代に頼政の偉業を称えるために「鵺池」に関する石碑が建てられた後、昭和4(1929)年には、この祠が建てられたという。

かつては、頼政が血に濡れた矢尻を洗った池があったというが、今は再現された小さな水たまり場が残るのみ。

また、頼政が使ったとされる矢はその後、神明神社(綾小路高倉西入ル)に奉納され、今も保管されている。

住所

住所:〒602-8155 京都府京都市上京区主税町 二条公園内

最寄駅

JR西日本二条駅 徒歩15分

鵺大明神の写真

鵺大明神の石碑。

ひっそりとした公園内にポツンと置かれた社。写真左側に写る小さな池が「鵺池」だ。
ここに射抜いた鵺が落ちたと伝えられている。
ちなみに「鵺」というと「猿の顔に虎の胴体、蛇の尻尾を持った妖怪」とされているが、実際には同名の鳥の鳴き声を指すらしいが、その鵺という鳥が何かは不明。
ただ、その鳥の鳴き声というのが不吉をもたらすとして古来より忌み嫌われていたそうだ。

石の積み方が特徴的で馬の蹄の様な形をしている。あまり見ない形状。

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