ジェームズ・クリフォート・カーソンは独自のカルト教団を立ち上げた殺人鬼として知られている。
ジェームズ・クリフォート!独自のカルト教団を立ち上げた殺人鬼!!
ジェームズ・クリフォード・カーソンはアメリカ・オクラホマ出身、石油会社社長の息子で、裕福な家庭で育った。
アイオワ州立大学卒業後は結婚をしてアリゾナ州フェニックスに引っ越したが、ここから彼は独自のカルト教団を立ち上げ凶悪な犯罪を重ねていく。
独自のカルト教団を立ち上げた殺人鬼!!ジェームズ・クリフォート
ジェームズはここで、スーザン・トーネル・バーンズという女と出会う。
スーザンは結婚して、子供がふたりいたが、すでに成人して独立しており夫とは仲が悪く、何年間も別居状態であった。
そして数年前から神の命令が聞こえるようになっており、独自のカルト宗教を作り上げており、自分には世界を堕落させる「闇の使者」と戦う使命があったという。
そして彼女は、そのパートナーが、ジェームズ・カーソンなのだと直観した。
スーザンはすぐに彼を誘惑し、関係を結んで自分の虜にすると、自分のカルトに洗脳。
スーザンは、これを「聖なる融合」と呼んでいたという。
そして、スーザン (SUSAN)はスーザン (SUZAN)に生まれ変わり、ジェームズには新たな名「マイケル」を与えた。
ふたりは家族を捨てて、全財産を売却。以来、ドラッグの売買で生活しながら、自分たちもジャンキーになりながら、「闇の使者」を探すべくアメリカを放浪。
そして、1981年にスーザンとマイケルは、サンフランシスコでストリッパーと同居していたが、マイケルはこのストリッパーの肉体に溺れてしまう。
嫉妬に狂ったスーザンは「この娘は闇の使者だ」と決めつけ、マイケルに命じて、フライパンで撲殺し、さらにナイフでめった刺しにした。
その後、ふたりは神のお告げを「はじめに戦いありき」なる本にまとめ、翌年に
は麻薬農園で働く。
しかし、そこでスーザンは農園の管理人からバカにされたことで彼を「闇の使者」と決めつけ、マイケルに命じて射殺させ、ニワトリの餌にした。
翌年には、ふたりをヒッチハイクでトラックに乗せてくれたドライバーを悪い魔法使いと決めつけ射殺。
だが、この事件の直後にふたりはハイウェイパトロールに逮捕され1984年、スーザンとマイケルは殺人罪で終身刑となる。