死刑囚ピーウィーことドナルド・ギャスキンズは100人以上の女性を殺害したアメリカサウスカロライナ州出身のシリアルキラーだ。
死刑囚ピーウィーことドナルド・ギャスキンズ 100人以上の女性を殺害したシリアルキラー
1933年にアメリカ・サウスカロライナ州で生まれたギャスキンズは、5歳の少女の私生児として育った。彼は母親からの虐待を受けながら育ち、背が低いことから「ピーウィー」というあだ名をつけられ学校でもいじめられ続けた。
これが原因となり、彼の性格は徹底的に歪んでしまい、ネズミがヘビに絞め殺される光景を見て性的に興奮してしまうような性癖を持つなど、かなりの問題児となる。
結局、学校を退学したが、その後、悪友の妹(8歳)を拉致して、性的暴行。
それだけでは満足できず、監禁しては一日中、オモチャにするという事件を起こす。この時の快楽と衝動を彼は一生忘れることがなかったという。
その後のギャスキンズは傷害事件を起こして感化院送りになるが、今度はギャスキンズ自身がオモチャにされることになった。ここに収容され
ていたお仲間全員に、ギャスキンズは暴行され、彼の理性は完全に失われてしまった。
感化院を退院した後、一見、平穏な生活を送り、結婚して、家庭も築いていたが、それは潜伏期間にすぎなかった。
ある日、ギャスキンズは些細な口論から、勤務先の同僚の女性に暴行を加え、重傷を負わせてしまう。
彼は刑務所送りになったが、この獄中で、刑務所のボスをナイフで殺害。
それは獄中で囚人たちに暴行されないように、命令をだす人間を先に殺してしまおうという発想だった。
そして刑務所から出たギャスキンズは、何かに憑かれたかのように、手当たり次第に暴行殺人を繰り返し、決まって暴行を加えた後、女体をズタズタに引き裂くことに満足したのだった。
女でありさえすれば、誰でもよかったので、2歳の女の子から80歳の老婆にまで凄惨な暴行をくわえた上に殺害。
やがて逮捕されたギャスキンズは100人以上の女性を殺したとされるが、実際にはもっと人数は多いと推測されており、1991年にギャスキンズは死刑になっている。