北条氏康が建立した寺のひとつが鎌倉にある教恩寺。北条執権ではなく後北条ゆかりの寺が鎌倉にある。見どころは運慶作の阿弥陀如来像だ。
目次
北条氏康 が建立した寺,教恩寺 ( 鎌倉 )
中座山教恩寺 とは
教恩寺は北条執権家ではなく後北条氏の三代、北条氏康が建立した寺で、延宝六年(一六七八)、貴誉上人によって材木座の光明寺境内にあった教恩寺を移築したもの。
昭和十二年(1937)には境内から宋や明の時代の銅銭などが出土し、当時の貨幣経済を知る貴重な資料となった。
中座山教恩寺 はこんな人におすすめ
・北条氏康ゆかりの地を訪れたい
・源頼朝ゆかりの仏像を拝みたい
・平重衡ゆかりの仏像を拝みたい
・鎌倉で御朱印巡りしたい
中座山教恩寺 へのアクセス
中座山教恩寺 の住所
住所:鎌倉市大町1-4-29
中座山教恩寺 の 最寄駅
JR鎌倉駅東口より徒歩7分
中座山教恩寺 の 駐車場
駐車場なし
中座山教恩寺 の 拝観時間
9:00~16:00
中座山教恩寺 の 拝観料
志納
中座山教恩寺 の見どころ
中座山教恩寺 の みどころ 「阿弥陀如来像」
本堂には運慶作の阿弥陀如来像が置かれている。
これは源平合戦の際、東大寺と興福寺を焼き払った平重衡(平清盛の子)が、一ノ谷の合戦(元暦元年(1184))で敗れ鎌倉に連れてこられた時、頼朝が一族の冥福を祈るようこの阿弥陀像を重衡に与えたもの。