ルシアン・スタニアク,「赤いクモ」と呼ばれた殺人芸術家

ルシアン・スタニアクはポーランド出身のシリアルキラーで「赤いクモ」と呼ばれていた芸術家だ。

ルシアン・スタニアク,「赤いクモ」と呼ばれた芸術家

スタニアクは幼い頃に両親と姉が交通事故で死亡。この彼の家族を奪ったのが、ポーランド空軍パイロットの妻だということを知り、このパイロットの妻へ強い憎悪を抱く。

スタニアクは成長すると芸術愛好家クラブに入会して絵画に親しむようになる。

彼の描く絵はグロテスクなモチーフのシュールレアリズムで、その中にはハンターが美女の運転する車に轢き殺され、その女も何者かに惨殺というものがあったというが、完全に自分の家族に起こった悲劇がトラウマになっていると考えていいだろう。

憎悪が蓄積され、日ごとに正気を失っていったスタニアクは家族を轢き逃げしたパイロットの妻に似た女を殺して恨みを晴らすことを計画。

しかし、何を思ったか犯行前日にスタニアクはマスコミに声明文を郵送。
この日はワルシャワ開放8周年の式典の当日でもあった。

スタニアクは17歳の女子高生を襲い暴行した。そして、存分に欲望を満たした満後はナイフで下半身を切り刻むのだった。

スタシニアクはその後、また犯行声明文をマスコミ各社に送ったが、この声明文が赤のインクで書かれ、まるで、クモが這ったかのように筆跡が細かったことからスタニスアクは「赤いクモ」と呼ばれる事になる。

彼は式典や祝日に限って犯行を犯し、声明文を郵送した。被害者は10代の女の子ばかりで、かならずレイプされている。

そして、彼は死んだ少女たちの下半身に釘を打ったり、全身を切断、取り出した内臓を使って、死体の太股に絵を描いたという。

だが犯行声明文に使われた赤インクが特殊なものだったことから、捜査が進み、スタニアクは逮捕されることになる。

6件の連続少女レイプ殺人で罪に問われたが、当の本人は30人を殺したと主張。死刑判決を受けたが、後に精神病院に収容されている。

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