ジョージ・パット年配の女性ばかりを狙う殺人鬼!!

ジョージ・パットはアメリカ出身のシリアルキラーで年配の女性ばかりを狙って犯行を重ねた人物だ。

ジョージ・パット年配の女性ばかりを狙う殺人鬼!!

1946年、アメリカ・テネシー州で生まれたジョージ・H・パットは妻を愛する幸せな結婚生活を送っていたのだが、一方で定職にも就かず、盗みをしたり、自分の血を血液銀行に売ったりして生活するなど、極めて勤労意欲が低く反社会性が高い男だった。

1969年の8月、パットはいつものように、アパートメントに住んでいたデューマ夫妻の部屋に盗みに入るのだが、発見されたので、まずデューマ氏を絞殺。そして、次にデューマ夫人を暴行し、こちらも絞殺したのだった。

だが、それだけでは満足できなかったパットは、デューマ夫人の死体をバラバラにしたのだが、その最中、さらにパットは性的興奮を覚えたのだった。

同年8月、これに味をしめたパットは別のアパートメントのオーナーであるリーラ・ジャクソン婦人のところに押し入り暴行。

前回の犠牲者、デューマ夫人は中年女性、今度のジャクソン夫人は年配だったが、そんな事はお構いなしにジャクソン夫人を暴行した後は、もちろん首を絞め、死体を切り裂いたのだった。

数日後に今度は20歳のグレンダ・ハーディンという女性をメンフィスの公園で犯した上、全身14ヶ所も突き刺さして殺害。

そして、今度は60歳近いメアリ・ヒギンズ夫人を全身を切り裂き殺害。当然、彼女はレイプされていた。

だが、この事件の時にヒギンズ夫人の近所の住人がナイフを持って逃げていく男を目撃していた事ですぐに通報され、警察が捜査に乗り出すと、道を上半身裸の血まみれで走っているパットが発見され、その場で逮捕される事になる。

そして、1970年にパットは死刑判決を受けたのだが、弁護団は精神異常による減刑を主張。
3年後に連邦最高裁判所の判決により、パットの死刑判決は覆り、懲役刑が言い渡されたのだが、それは懲役497年というものであった。

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