北条高時腹切りやぐらは鎌倉の心霊スポットとして有名な,この場所は鎌倉三十三観音の札所としても有名な宝戒寺の裏山にある。そんな腹切りやぐらについてのレポ
心霊スポット扱いの北条高時腹切りやぐらと周辺の見所
北条高時腹切りやぐら と 心霊体験
鎌倉幕府最期の執権、北条高時が倒幕軍に追いつめられ一族や主要御家人数百名と共に自害した場所。
巷では「血まみれの落武者の姿が見えた」「昼でも寒気を感じる」等々の心霊体験がまことしやかに囁かれている。
北条高時腹切りやぐら での心霊体験や感想
・正直な話、特に心霊体験などは無かったが(筆者に霊感がないだけとも言えるが)、その一方で厳かな空気の様なものは感じた。心霊スポットというより霊場に近い感覚というのが個人的な感想
北条高時腹切りやぐら はこんな人におすすめ
・北条高時ゆかりの地を見たい
・北条高時最期の場所を見たい
・鎌倉時代の史跡めぐりがしたい
・ひとつの歴史が終わった場所を見たい
・厳かな雰囲気がある場所を見たい
注意点
・墓地なので静かにに参拝することを推奨。
北条高時腹切りやぐら の場所
北条高時腹切りやぐら の住所
住所:神奈川県鎌倉市小町3丁目11−38
最寄駅
JR鎌倉駅より徒歩20分
駐車場
なし
公開時間
なし(24時間)
とはいえ、墓地なので深夜の訪問は遠慮すること。
拝観料
なし
北条高時 腹切りやぐら の伝説
みどころ1「東勝寺橋」
腹切りやぐら へ続く道にある東勝寺橋。大正十三年に建造されたアーチ状の橋で,流れる川の水が透き通っていて,とれも綺麗。
マイナスイオンあふれる癒やしの空間である。訪れたのは早朝だったが,朝陽が差し込んで美しいこと。
腹切りやぐらと東勝寺の伝説
この東勝寺跡のすぐ後ろに北条高時の腹切りやぐらが存在する。というよりも歴史的には東勝寺がメイン。
ここは寺院であると同時に城郭としての機能も有していたと考えられている。
元寇三年に新田義貞らの鎌倉攻めの際に,この東勝寺に立て籠もったが敗色が濃厚となり一族や家臣と共に自刃した。
東勝寺での北条一門集団自決
まず、御内人の長崎高重が東勝寺将兵たちの前で、自害の手本を示さんと腹を掻き切り、腸をたぐり出した。
酒を飲み盃を回す→切腹→回された人は酒を飲んで切腹の繰り返しで居並ぶ武将やその他一族郎党が次々と切腹。
長崎円喜は十五歳の孫の手でともに自害。
そして家臣の自決に奮起し、北条高時も切腹。
寺内の将兵達は皆が凄絶な最期を遂げたという。
死者の数は北条一門だけで283人、東勝寺全体で870余人、鎌倉全体では6000人以上にのぼったという。
うん、そりゃ心霊スポット扱いされるわ
北条高時腹切りやぐらの写真
ここがお目当ての「北条高時 腹切りやぐら」である。
ロープが張られており、これ以上先には進めない。
周りをみると木々が鬱蒼と茂っており、厳かな雰囲気は感じるが恐怖のようなものは感じなかった。
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北条執権邸旧跡碑(腹切りやぐらを管理している宝戒寺の山門前にある)