全国屈指の心霊スポットが京都にある深泥池だ。この深泥池には昔から数々の伝説や心霊話がある事でも知られている。
目次
全国屈指の心霊スポット,深泥池
深泥池とは
住宅街を抜けた先に突如現れる、深泥池。氷河期からの堆積物が層を成し、貴重な植物群生地として天然記念物にも指定されているが、京都を代表する全国有数の心霊スポットでもある。
こんな人におすすめ
・京都を代表する心霊スポットに行きたい
アクセス
住所:〒603-8042 京都府京都市北区上賀茂深泥池町67−1
最寄駅
京都市営地下鉄烏丸線北山駅
駐車場
なし
深泥池の怪奇伝説
深泥池には怪奇伝説が多い。昔から心霊話や大蛇が棲んでいた、といった数々の伝説がある京都随一のミステリースポットになっている。
深泥池と貴船神社の関係
深泥池の近くには、丑の刻参りで有名な貴船神社の末社がある。
かつての京では、都の北に鬼が頻繁に出没していたが、その鬼たちは貴船山に潜み、地下道を通って深泥池のそばの穴から地上に出ていた、という話がある。
そのため、都の人たちがその穴に鬼が嫌いな豆を投げ込んで塞いだところ、鬼は出なくなったという。
この穴を「魔滅塚(まめつか)」と呼び、鬼を封じるために豆を置いておく風習が昭和初期まで残っていたという。
貴船神社は、その伝説に関連して建立された、という説もある。
深泥池の心霊伝説
和泉式部(平安中期の歌人)の「名を聞けば影だにみえじみどろ池に、すむ水鳥のあるぞ怪しき」と詠っているように昔から不気味な場所として知られていたようだが、現在でも不気味なエピソードは多い。
有名なのは、タクシーに乗せた客が消えてしまうタクシー怪談発祥の地としても知られており、現地のタクシー運転手は「深夜に女性の客は乗せなくてもいい」と言われている。
他にも池から子供達の霊が現れたとか、落ち武者を見たといった心霊話が数多く残っている。