繁昌神社に伝わる女の幽霊伝説

全国で唯一,商売繁盛のご利益がある知られる京都の繁昌神社.ここには女の幽霊にまつわる怪異の伝説(班女塚:はんにょづか)が残されている。

繁昌神社に伝わる女の幽霊伝説

繁昌神社に伝わる伝説と班女塚

その昔、病で命を落とした独身の娘がいた。
娘の遺体を鳥辺野に運ぶ途中で、棺が軽くなっていることに気が付く。

中を確認すると死体が消えており、家に戻ると家族はそこで遺体を発見する。

この部屋は彼女が生前、想いを寄せていた男と語り合った部屋だった。家族は何度も葬送を行うのだが、決まってこの部屋に戻ってきてしまう。
仕方なく思った家族は家の軒下に彼女を埋葬する。
この話は『宇治拾遺物語』に「長門前司の娘、葬送のとき本(もと)の処に帰る事」に描かれている。

この女性を弔ったのが「班女塚(はんにょづか)」で、かつては婚約中の女性がこの塚の前を通ると破談になると恐れられていた。
後に御霊信仰よろしく、この塚を神社化し件の女性にちなんで弁財天を祭神とした事で商売繁盛と良縁のご利益を持つようになった、と考えられる。

こんな人におすすめ

・ 商売繁盛のご利益がほしい事業者

・ 良縁のご利益がほしいひと

・ 昼間でも行ける心霊スポットを探している

住所

住所:〒600-8433 京都府京都市下京区繁昌町308

最寄駅

京都市営地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩5分

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