ディーン・コールはキャンディをエサに少年達に性的虐待を繰り広げた「キャンディマン」として有名だ。
ディーン・コール!キャンディマンでお馴染みの変態殺人鬼!!
1939年、アメリカ・インディアナ州出身のコールは幼い頃に両親が離婚し、彼は母親に養育されて育ったが。内気な性格な上、心臓が弱かった彼を、母親は溺愛していた。
弟や妹の面倒を見るいい息子であり、彼は貧しい家計を助け、母親がお菓子屋をはじめると、コールも一生懸命手伝い就職してからも、夜は家業の手助けをするなど孝行息子であった。
しかし、徴兵されたコールは軍で先輩たちに犯され、同性愛者となってしまう。
そして徴兵を終えたコールはすっかり人格が破綻しお菓子屋を手伝いながら、キャンディをエサに近所の少年たちにセクハラをするようになっていた。
やがて、彼はデイヴィッド・ブルックスという少年と再会する。
彼はキャンディ目当てにコールと性的関係を結んでいた少年だったが、すっかり札付きのワルに成長していた。
なお、一説にはこのキャンディは麻薬の隠語とも言われている。
そして、1970年にコールは最初の殺人を犯す。ヒッチハイクの大学生を拉致し、性的暴行を加えた後に殺害したのだ。さらに少年2名も同様に殺害。
この現場をブルックスは目撃するが、それ以来、コールと2人で、少年を誘拐するようになる。
コールは犠牲者を専用の拷問台に縛りつけ、サディスティックに痛めつけ、存分に欲望を満たした後に殺害するのだった。
1972年には、コールはもう1人の協力者と出会う。
エルマー・ウェイン・ヘンリーという、16歳の少年だ。彼もまた、コールのために被害者を誘拐してきた。 こうして、コールとブルックス、ヘンリーのトリオは13歳から18歳までの若者を襲い殺害していった。
だが、この幸せな日々が続いたのは1973年の夏までだった。コールはテキサスに引っ越し、新居を構えたのだが、ヘンリーはパーティのために男1人、女1人の友人を連れてやってきたが、女の子を見たコールは逆上し銃を持ち出したのだ。
命の危険を感じたヘンリーはコールを射殺し警察に自首した。
そしてヘンリーとブルックスの証言で、警察は遺体を発見。
ヘンリーは終身刑6回分の判決。ブルックスは終身刑1回分がいいわたされた。
この後に、作家のジャック・オルセンは『ザ・マン・ウィズ・ザ・キャンディ」という本を書きあげ、以来、コールは「キャン
ディマン」なるあだ名で呼ばれるようになった。